2007年11月05日
悲しい漢字の存廃
近現代はあまり漢字を使ったりしないようです。
いつまでも母国語は大切にしたいですね。
漢字文化圏内に現存する各国の書記言語はいずれも漢文から発達したため、語彙には漢字由来のものが多く含まれ、音声言語にも流入している。現在、朝鮮語・韓国語とベトナム語では辞書に搭載されている語彙の7割以上、また日本語の語彙の6割以上が漢字語、つまり古典漢文に由来するか、そこから派生した語彙であるとされている。
また前近代の各国における公用の書記言語はいずれも漢文であったため、圏内の知識人同士では漢文による意志疎通が可能であった。江戸時代の日本には将軍が代わるたびに李氏朝鮮から朝鮮通信使が派遣されたが、江戸の儒学者たちは漢字による筆談で朝鮮の儒学者と儒学論争を交わすことを楽しみにしていたという。
ラテン文字の存在が知られて以降、漢字の学習の困難さや、「音声」を「音声」として表記するに不便な漢字の性質に対する不満から、漢字廃止論が唱えられるようになった。特に周辺地域では、中国からの文化的自立がナショナル・アイデンティティ確立の課題として浮上したため、漢字そのものが中国文化への従属の象徴と見なされ、漢字を廃止、または制限する政策が取られるようになった。たとえば現在のベトナム及び朝鮮・韓国における漢字そのものの使用頻度は決して高くない。ベトナムでは、フランス植民地支配下で普及したローマ字表記のクォックグー(国語) が一般に使用されており、高齢者や一部の専門家以外で漢字を理解する人は少ない。また韓国では教育用基礎漢字1800字が中等教育で教えられているが、一般には李氏朝鮮 (朝鮮王朝) の第4代国王世宗の時代に制定されたハングルが使用され、新聞等でも漢字はほとんど使われることはない。韓国における漢字#「60年文字戦争」を参照のこと。
一方、その他の漢字使用国でも、康熙字典体を簡略化するのかしないのか、するとしたらどのようにするのかは各国の事情に基づいてのみ行われ、日本漢字、簡体字、繁体字の間に字体の異なりが生じた。
しかし、韓国・台湾・中華人民共和国が経済成長を遂げ、東アジアにおける先進国が日本だけとは言えなくなった現代、ヨーロッパ共同体にヒントを得た東アジア共同体の提唱にも刺激を受けて、東アジアの国際文字としての漢字の機能が見直され、漢字を廃止した国の中でも漢字復活を唱える意見が見られるようになっている。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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